日本の伝統文化である和菓子は、何世紀にも渡り磨かれてきた職人技で、四季のうつろいや自然の情景を映しとってきました。しかし近年、その文化が日本人の日常から失われつつあります。そこで、伝統を守りつつより多く人に和菓子の魅力を知ってもらうため、京菓子司 亀屋良長とともに『文菓子』を開発。
『文菓子』は、本を模したパッケージに小説とその物語を表現した4つの和菓子が入っており、物語の展開に合わせて和菓子を食べ進めていく新しい商品。五感のすべて文学に触れることで、ふつうに小説を読むよりもさらに深い文学体験を“味わう”ことができるユニークな仕立てとなっています。
*カンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバル2024- Design部門でブロンズを受賞