WPPの一員であるVML & Ogilvy Japan合同会社(本社:東京都渋谷区、最高経営責任者:太田一郎)は横田明日香 マネージング・ディレクターとジョシュア・グッドオール マネージング・ディレクターが2025年4月1日付で共同最高経営責任者(共同CEO)に就任すると発表しました。VML & Ogilvy Japanは、日本においてVMLとオグルヴィという2つのブランドを統合したマネジメント体制で展開しています。両共同CEOは協力して、主要クライアントを含む同社のクライアント企業との関係性の強化とビジネスの更なる成長を推し進めていきます。また、横田は営業力の強化と人事および企業文化に関する取り組みを、グッドオールは専門性の強化と財務・法務をそれぞれ担当します。太田一郎現CEOは、同日付で会長に就任し、WPPジャパンのチーフ・グロース・オフィサーを兼任します。また三名ともにWPPジャパン経営会議のメンバーとして、引き続き日本におけるWPP全体の経営と成長に参画していきます。
この度の経営体制の変更により、VML & Ogilvy Japanは、これまで培ってきたブランドコミュニケーション、顧客体験、コマースにおける専門性をさらに強化し、グローバルなマーケティング・トランスフォーメーション・リーダーとしての地位をより一層強固なものとしていきます。
太田一郎は次のように述べています。「グローバルでエージェンシーの役割が大きく変容する中、日本においてもデータやテクノロジーを使ったマーケティングやエクスペリエンス、コマースの分野でクライアントの成長のために何ができるかを常に考え、実行してきました。これまでのVML & Ogilvy Japanの発展は、当社従業員の才能と日々の努力、VMLとオグルヴィのネットワークの豊富な知見と人材、そして当社の素晴らしいクライアントの皆様からのご支援・ご指導の賜物であり、心から感謝いたします。今後は、横田とグッドオールが、これまでチームが築き上げた勢いをさらに加速させてくれると確信しています。」
WPPジャパンの松下恭子CEOは次のように述べています。「この10年間、太田のリーダーシップの下、VML & Ogilvy Japanは大きな変革を成し遂げ、WPPジャパンの中でも最大級規模のエージェンシーに成長しました。彼が築き上げた強力で多様性に富むリーダーシップチームは、VML、オグルヴィ、そしてワンダーマン・トンプソンの融合を成し遂げ、社員が一丸となって国内外で常に卓越したクオリティの仕事をこなしてきました。彼のこれまでの尽力に感謝するとともに、今後はVML & Ogilvy Japan会長として、またWPPジャパンのチーフ・グロース・オフィサーとしてWPP全体のビジネスの成長に貢献してくれることを期待しています。」
「そしてシンガポールや英国など国際的なエージェンシービジネスに経験豊富な横田と、これまでVML & Ogilvy Japan、Wunderman Thompson Tokyoにて国内外のクライアントを成功に導いてきた実績を持つグッドオールが、共同CEOとして新しいリーダーシップチームをけん引し、国内外のブランドをマーケティングの新しい世界に導いてくれることを心から楽しみにしています。」
横田明日香は次のように述べています。「海外での経験を通して、日本と日本のエージェンシーの現状に対する深い洞察を得ました。グローバル化が不可避な今、変化をチャンスと捉え、新たなビジネスモデルを構築していく必要があります。グローバルネットワークエージェンシーという独自の強みを活かし、グローバル企業、そして日本企業のクライアントの皆様のグローバル展開を力強く支援できるパートナーとなるべく、グッドオールと共に未来を切り拓いてまいります。」
ジョシュア・グッドオールは次のように述べています。「VML & Ogilvy Japanにおいて、より広範な役割を担い、この唯一無二のチームを率いる機会をいただいたことを、大変光栄に思っています。クライアントとの長年の信頼関係と、チームの専門知識を組み合わせることで、業界の変化に対応し、クライアントのビジネスをさらに発展させられると信じています。VMLとOgilvyのグローバルネットワーク、そしてWPPからの力強いサポートを基盤として、成長の加速、質の高い顧客体験設計、そして最先端テクノロジーの活用に注力することで、既存のクライアント社はもちろん、これからご縁をいただくクライアント社のために力を尽くし、貢献していきたいと考えています。」